28歳 女 先輩とバイト先の彼 自信のなさ

今現在の話ではなく、おばさんの昔話として聞いていただけたら幸いです。

今思うと、あの時はどうかしていたという後悔しかない、それほど心が痛んだ経験です。

あれは、大学生の時期でした。

入学当初に出会ったのが一番目の彼でした。

彼は当時私が所属することになるテニスサークルの先輩でした。

入学当初は一人暮らしを始めたばかりで一人の生活が寂しく、まだ友達もいない、知り合いも少ない、初めてのことばかりで心細い日々でした。

そんな状況の中でサークルの勧誘活動中の先輩大学生は、新入生をチヤホヤ、ほんとに優しくしてくれました。

その優しさを恋と間違えてしまい、テニスサークルに入ることになりました。

その先輩は本当に優しく教えてくれ、頼れる先輩で、付き合えることになったときは本当にうれしかったのを覚えています。

そんな、かっこいい彼がいたのに、何故二股なんてしてしまったのだろう、と今不思議に思うのですが、大人になって思うのは寂しかったのです。

二股相手はバイト先で出会ったのですが、サークルの先輩の彼は、だんだんと就職活動や卒論で忙しくなり、段々、私との時間を作ってくれなくなった時期でした。

連絡もくれず、ほかの友達とは遊んだり連絡もあるという話なので、きっと私がうざい存在になっていた時期でもあったのかもしれません。

バイト先の彼は一緒にいる時間も多く、可愛い可愛いと、褒めてくれました。

それで、緊張の糸が切れてしまったのでしょう。

彼がいるのに、分かれないでバイト先の彼とも交際をしてしまいました。

お互い、大学も違うし、サークルの一人目の彼と会うということもないので安心感はあったのだと思います。

バイト先の彼も私と同じで一人暮らしでしたのでバレることはなかったと思います。

ただ、自分の心が日々辛かったのを覚えています。

どちらの彼と会っているときは寂しさもなく楽しい時間だったのですが、一人になると罪悪感でマイナスな思考になることも多かったです。

そんな日々も自分が精神的に子供だったというのもあるかもしれません。

サークルの彼とは彼の卒業で別れ、その後、二股をやめ、バイト先の彼一人と付き合うようになったけど、っちょうど私自身の就職活動のストレスから喧嘩が増え、結局バイト先の彼とも別れてしまいました。

その後は、就職し、仕事が忙しくなったり、新しい気持ちで習い事も始めてみたり、自分磨きを始めました。

そうしてみると、誰かに頼っていたから二股してしまったんだと気付きました。

自分に自信がなかったんですよね。

自信ができて始めて本当の恋愛を楽しめるようになりました。

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