30代の主婦です。現在は結婚し子供に囲まれた毎日を過ごしていますが、10代の多感な年頃は恋愛中心の日々を過ごしていました。特に高校生の頃には誰が好きだの、付き合いたいだのでキャアキャア盛り上がり、好きな人や彼氏を絶やすことはありませんでした。高校2年の頃、友人の紹介で軽音楽部のRくんと出会いました。見た目はラルクのhydeさん似で演奏も上手で、完全に一目惚れでした。恋愛テク下手な私は真っ直ぐに連絡先を聞き、こちらからこまめにメールを送ったり偶然を装いクラスまで逢いに行ったり、アプローチを1ヶ月ほど続けました。するとRくんの方からも次第に距離を近付けてくれるようになり交際するようになりました。交際から3ヶ月ほど経ちました、お互いの自宅が遠かったこともあり、休日デートはなく月に数回放課後少し話してバイバイするだけの二人の時間のみ。周りの友達はデートをしたりツーショットのプリクラを撮ったり、見るからに幸せそうです。そんなあるとき、男友達の電話に代理で出てしまわなければならない機会がありました。相手は当然自分にとって知らない男性でした。どうやら男友達の中学時代の仲間・Yのようでした。なりゆきで挨拶や世間話をし、すぐ切ろうとしたところ、Yから「ねぇ、連絡先教えてよ。直接メールしよ。」と言われました。今となれば警戒して即答できませんが、若気の至りや自分ももっと盛り上がる恋をしたい一心だったんでしょう。すぐに連絡を取り合うようになりました。そのときの私には二股という後ろめたさは一切なく、メールのやりとりくらいならいいかーくらいの気分でした。しかし若さ溢れる男女がメールのやりとりだけで済むことはなく…最初の電話からわずか10日でYと直接会うことになりました。何もしないよ、と言われましたが会う場所はYの自宅。しかも部屋でホラー映画を二人で鑑賞するというプラン。何も起こらないはずがありません。まだRくんとも経験のないようなキスと身体の弄り合いに発展してしまいしました。RくんにはYと連絡を取り合っていたことを内緒にしていましたが、男友達経由であっという間にバレてしまい、別れを告げられました。Yと逢ったのはその場の成り行き以外にも心のどこかでRくんにもっと一緒に居たい、私を見てくれているか不安という気持ちを発散させたかったんでしょう。今考えると、寂しさは別の男性に向けるのではなく、Rくん本人にきちんと伝えれば違った未来だったのかなと思います。
32歳女 高校時代彼氏と成り行きの男と二股 素直になれず後悔
