39才女、自分探しは自分探しのための本当の手段ではない

私は30代後半の女性です。職業はIT企業でサポートエンジニアをしています。
私もこれまでいろんな自分探しをしました。自分探しは、大学受験のときや就職活動ではじめて行ったと思います。でももっとも自分を探したのは入社して2,3年目くらいの頃だったと思います。その新卒で入社した会社は自分の第一希望からはほど遠い会社でした。
入社して2、3年目の頃は、まだ会社の戦力とも言えず、失敗も相当する時期です。それに自分の仕事をうまくカバーしてくれる先輩や上司がいるから、自分の存在理由なんてない状態です。
もしかしたらこの仕事は天職じゃないのではないだろうか、自分に向いている仕事は他にあるんじゃないだろうかと考え続け、そして悩みました。
仕事でうまくいかないことがあると、その仕事をやっている自分は自分じゃない、と自分で自分を否定することもありました。
そんなときには自分探しの旅と称して、自己啓発のセミナーに通いまくったり、自分探しに関わる本を読み漁りました。自己啓発のセミナーは、遠出をして行く必要があるものも中にはあり、私の給料や貯金が自分探しのために消えていきました。そして、何気なく流されて行きている周囲の人間と違って、私は自分を探そうとしていると考えると、一種の優越に浸ることができました。
そのようなところで得た知識は、一時的な心の癒やしというか、自分探しの答えを与えてくれるものではありました。でも、結局のところそれらは自分探しのために必要な真の答えを教えてくれるものではなかったから、自分という人間について次の疑問が浮上します。なぜならば、自分探しの答えは、自分の現状と、自分の心の中にしかなかったからです。セミナーに行っても、自分の現状が変わるわけではないからです。
それがようやくわかり始めたのは、30代の半ばで、今では今の自分としっかり向き合って、現実をしっかり捉えてから行動をするようにしています。